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高尾山クラブ
山の愛好者と山に憩う
皇鈴山、登谷山、花桃の郷  平成27年3月28日(土) 晴
 春を感じる。これまでの寒い日が嘘のようである。東秩父村の「花桃の郷」がピンクに染まっていると聞いて出かけることにした。今回は山の会の仲間と一緒だから、参加者は27人と賑やかになった。
 JR八高線の小川町駅からバスに乗って、内出で下車、まずは、「皇鈴山」が最初の目的地である。急斜面もなく、緩やかな登りが続いている。薄い汗も出てきた。本当に久しぶりの汗である。汗をかいて、皮膚も冬眠から醒めているのではないか。
 二本木峠、愛宕山、これは小さなピークであるが、を経て皇鈴山に到着した。679mの低山なのに、展望には恵まれている。八ヶ岳、浅間山が遠望できる、と仲間に教えてもらった。「ナルホド、ナルホド」と分かったように相槌を打つが、本当は全然分かっていないのである。
 登谷山から眺める花桃の郷が圧巻だと聞いて、登谷山に向かう。「ウワー」を期待していた。しかし、ナーンニモない、圧巻ではなくて、ガックンであった。おまけに、山名板もないので、ここが登谷山かどうかもよく分からないなど、頼りないのである。
 そして、「花桃の郷」。広大な畑が真ッピンクに埋め尽くされている。これほどの圧巻を見たことがない。仲間も異口同音に「来てよかった」を連発している。ピンクばかりではない。真ッ白の梅の花、真ッ黄色の菜の花も迫ってくる。お釈迦様は1年中、こんな郷にお住まいになっているに違いない。
 言うことなしの里山歩きだった。(平成27年3月30日記)
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寄付の文化 「50代から始める知的生活術」から
 僕の勤めている職場はボランティア団体を会員としている。45の都道府県(47ではない)に置かれているボランティア団体が会員である。
 主な活動は「税金を正しく期限内に納めましょう」と言う納税者意識を高めることと、毎年、「中学生から税の作文」を募集している。税の作文募集は、やがて、納税者になる少年少女が正しく税を理解して、健全な納税者、社会人になって欲しいとの願いをこめて納税道義の高揚に努めているのである。
 このような活動をするためには、それなりの資金を必要とする。第一は団体のメンバーが会費を納めるのであるが、それだけでは十分でない。そこで、メンバー以外の方たちに賛助金や寄付金をお願いしている。この「金集め」が難しい。
 
 最近、英文学者の外山滋比古氏の「50代から始める知的生活術」(だいわ文庫)を読んだ。次のように述べられている。
 「欲を捨て、喜捨の心で、世のため人のためになる金の使い方は、意外に難しいのです。
  私自身、喜捨の心を抱くようになってからの日は浅いのです。大きな口をたたくことはできませんが、いろいろ考えていて、だれにでもできることを思いつきました。
  税金をとられると考えるのではなく、喜捨、寄付の一種に見なす、ということです。少しでも長く税金を“納める”ことで、小欲を捨て、世のため、人のために役立つ金を出す。喜んで、誇りをもって出す。そういう人間が増えれば、日本はもっとよい国になるでしょう。そう考えるだけでも愉快です。」

 僕も、日本にも寄付文化が根付いて欲しい、と思っている。そのためには、寄付を受けた側は、常に、透明性のある収支を守っていかねばならない。
 僕は、僅かではあるが、国際的医療団体に毎年、寄付をしている。(平成27年3月17日記)